ちょっと前までフリーだった友人や、「別に今のままでいいや」と言っていたカップルが急に結婚した……。
なんてケースを見たことありませんか?
そして、その結婚は必ずしも「今までで一番大好き!!」的な盛り上がりの末、というわけではないことも珍しくありません。
でも、なんだかとても幸せそう……。
そんなカップルの結婚の決め手はなんだったのでしょうか?
失恋直後の「今までとタイプの違う女子」
さんざん遊んでいた男友達が、彼女と別れたと思ったら、全然違うタイプの人とサクッと結婚!
これ、特に珍しい話ではありません。
モテモテのリア充の男性が、手ひどい失恋直後に、強い押しをかけてきた女性に、ころっと落ちてしまうことは意外にあるんです。
今までの彼の理想と違えば違うほど、「今まで気づかなかったけど、自分にはこんな人が合っているのかも」→「これは運命かも」→プロポーズ!というルートに進みやすくなるよう。
今のあなたにとって高嶺の花の彼でも、タイミングを見極めてアプローチすれば、彼の「運命の人」になれちゃうこともあり得ますよ。
シンプルに機が熟した
いつかは結婚しようと思っている男性も、「その『いつか』が今だ」と実感しなければ、結婚に踏み切ることはありません。
反対に、自身が結婚を意識したときに、たまたまそばにいた相手と結ばれるケースは多いもの。
さらに、男性が気が済むまで独身生活を楽しんだあとの結婚は、結婚してからの浮気率を低くする傾向もあります。
「これって彼のタイミングがいいだけだよね……」というプロポーズにも乗ってみるのも結構幸せかもしれません。
環境に押された
いわゆる「長い春」状態のカップルの状況を変えるのは、家の更新や転勤など、環境の変化であることも……。
ただ恋人同士でいるだけでも楽しく、結婚しなくても今は困らない。
このようにきっかけがないだけで、いつかは結婚してもいいとお互いが何となく考えていれば、環境の変化に押された結婚だとしても、幸せになれる確率は高いと言えます。
ただし、物理的な後押しが欲しい場合も、授かり婚をわざと計画するのは、ややリスクの高い行為。
男性には、「追い込まれた」ではなく「いい機会だった」と思わせるのが大切。
ほかの異性が現れた
「長い春」を終わらせるもう一つのケースは、ほかの異性の出現。
安定した付き合いのカップルにほかの異性が現れても、奪われて終わりのケースばかりではありません。
彼女がほかの男に口説かれている!→今までダラダラ待たせてきた→今プロポーズしなければ捨てられる!という焦りが男性の原動力になり、プロポーズされるケースもあります。
実際、彼に待たされ続け、新規の男性が積極的なので、もしこのまま結婚できないなら今の彼とは別れよう……。
その決意を胸に彼に会いにいき、別れを切り出そうとしたら、その場で指輪を出されプロポーズされたという人もいますよ。
嫉妬をさせるために、かませ犬のような男性を見せつけるのはオススメしませんが、もしほかの積極的な男性に心が揺れたなら、現在の恋人にひた隠しにするのは、かえって損になってしまうかも……。
「そのタイミング」はいきなり来る
「今までの誰より好き」とか、「結婚相手として申し分なくハイスペ!」ではなくても、ちょっとのきっかけで結婚がすっと決まることはありますよ。
自分や彼の理想のままではなくても、うまくつながるべき縁というのは、やはり存在するのだと言えそうです。
(中野亜希/ライター)
(婚カツ編集部)