特に親しくなくても、不倫の恋ばかり好んでしている女子は、みんな何となく見分けがつくもの……。
恋愛の話をするほど親しくなくても「あ、今不倫してるのね」というのは言葉の端々からバレてしまうものなのです。
不倫にハマると、つい言ってしまう口グセとはどんなものでしょう?
「私って〇〇な人だから」
恋愛といえば毎回不倫、そんな女子は「ものの貸し借りにだらしない」「ドタキャン常習」など、ルーズな面が普段から目につくもの。
そんな彼女たちがよく言うのは、「私ってこういう人だから」というセリフ。
いや知らんがななのですが、自分の短所を先に宣言すれば、周囲の人が合わせてくれると思っているようです。
友達に失礼なことをしては「いつも女の人に嫌われちゃうんだよね」、不倫を始めれば「既婚者ばっかり好きになっちゃうんだよね」と、どこか他人事のように開き直った態度を見せます。
男性は、妻となる人にはきちんと感を求めることが多いでしょう。
自分の短所に開き直りを見せる女子は、「本命にはしないけど、ノリがよければルーズな性格でも構わない」。
そんな考えの男性を、引き寄せているのかもしれません。
「ときめかない」
大人になると、ドキドキするときめきだけでなく、信頼できる彼とじっくり付き合う良さもわかってくるものです。
でも、不倫にハマる女子は、そんな安定した関係をつまらない!とバッサリ。
刺激の少ない彼には「男として見られない」と不満をこぼし、奥さんの目を盗んでする既婚者とのデートや、不倫の彼がお小遣いを工面してこっそり買ったアクセサリーなどを好みます。
恋愛のドキドキ感と、人の目を盗むスリルの区別が、ついていないのかもしれません。
「みんなしてるよ」
一般的に不倫は「よくないこと」ですが、不倫への反応は人それぞれ……。
賛成はしないまでも「訴えられないようにしなよ」と流してくれる子もいれば、不倫をしている人とは友達付き合いをやめたいという人もいます。
不倫ののろけに顔をしかめる友達に、不倫常習者が言うのが「不倫くらいみんなしてるよ」というもの。
「(既婚者と)食事くらいみんな行ってるよ」「好きになるだけならよくあるでしょ」「言わないだけで、みんなしてるよ」と、誰もが不倫をしているような口ぶりです。
不倫する人の周りには、不倫する人が集まっているだけのことなのですが、周囲の目はやはり冷たいことも……。
常習者は、後ろめたい気持ちを「みんな」と言うことで、自分をごまかしているのかもしれません。
「恋人がいないって考えられない」
不倫ばかりする女子は、寂しがり屋でやたらと惚れっぽい傾向があるようです。
モテていそうに聞こえる「恋人が途切れたことがない」とは、実際には「一人ではいられないので誰でもいいから一緒にいたい、結果それが既婚者でもかまわない」という意味であることも……。
長年彼氏がいない人へ「彼氏がいるっていいよー、作ればいいのに」などと、マウンティングすることもあります。
そして、周囲の「既婚者相手じゃないなら、その通りなんだけどね」という冷たい視線には、なかなか気づかないよう。
周囲から人が離れます、男も女も
たとえ不倫常習者でも、心のどこかでは、よくないことだと分かっているもの。
その気持ちと、自分を正当化したい気持ちの間で揺れていると、上にあげたような感じの悪い発言が増えてしまうのかもしれません。
ただ、これらの発言は「マウンティング」「失礼」と受け取られてしまいがちです。
みんなが自分から離れていき、本気の恋ができなくなる前に、どこかで踏みとどまりたいものですね。
(中野亜希/ライター)
(婚カツ編集部)