「好きな人と同棲できたらいいな」という思いを持ち、彼氏と一緒に住むことへ強い憧れを持っている女性は多いのでは。
とは言え、同棲する際にはいったいどんな心持ちでしたらいいのでしょうか?
今回は、同棲前に踏まえておきたいことを考えてみました。
居心地の良さ悪さ
付き合っているときは、デート中しか相手と顔を合わせなかったのでは?
しかし、同棲すると、否応でも相手と毎日顔を合わせることになりますね。
好きの気持ちが強いうちは、それが幸せに感じられるかもしれません。
ただ、同じ家に住むことで、「え、こんな人だったの?」「こんなはずじゃなかった」と、理想と現実に苛まれる瞬間は必ず出てくると思ったほうがいいかもしれません。
また、本来の家は、安らぐためにあるもの。
あなたが実家で両親と兄弟と暮らしていたように、生活をともにすることは、なんでも晒すことになります。
それがきちんとできる相手ならいいのですが。居心地が悪い、気を遣ってしまう、気が一向に休まらない……。そんな相手では、一緒に暮らすことは難しいでしょう。
同棲してみないと、わからないこともあると思いますが。
最低1年以上、交際をするなどして、お互いを知っていき、同棲後のギャップを防ぐ努力は必要だと思います。
生活習慣の違い
どんなに好きな人でも、育った環境はまるで違う相手です。相手が何時に起きて寝て、くつろいでいるとき、何をしているのか。
そうした暮らし方の違いは、おそらくみんな違うでしょう。
相手の習慣を尊重しつつも、一緒に寝食を共にする相手なので、お互いに協力して家事をしたりする努力は不可欠です。
相手と一緒に暮らすことで、初めて相手のことを知ることも多いと思います。
同じ家に暮らすことは、現実的に毎日生活を繰り返すことです。
同棲=憧れの新婚生活!といった楽しみは、最初の数か月だけかもしれません。
お互いにひとつ屋根の下で暮らしていく自覚を持ちつつ、お互いに帳尻合わせができる関係が、うまくやっていけるカップルだと思います。
金銭感覚の違い
一緒に暮らすと、否応でもお金がかかります。一般的には折半して同棲するカップルが多いでしょうか。
きちんとお金の自己管理ができる人ならいいのですが、お金の浪費が激しい人だと…。「部屋代が払えない」なんて言ってくる人もいるようです。
そのため、相手の金銭感覚を事前に把握することは大事です。
収入に見合わないお金の使い方をしている人では、同棲後、金銭面で苦労することが出てくるかもしれません。
おわりに
一緒に暮らすことは簡単なようで、意外と難しいことです。
生活を共にすることは、相手と家族になる意味も含むでしょう。
将来的に相手とどうなっていきたいのか。そのために、ふたりがいまできることは?
しっかりと見据えて、相手との同棲を考えられるといいですね。
(柚木深つばさ/ライター)
(婚カツ編集部)