婚活をしていて「婚活が全然楽しくない…」なんて思うことありませんか?
それ、もしかして「婚活疲れ」かもしれません。
婚活をしていて、誰もがぶつかる壁でもあります。
今回は「婚活に疲れた」男女のエピソードをもとに疲れの理由と解決方法を紹介していきます。「婚活やめちゃおうかな…」「婚活が何もうまく行かない…」なんて人は必見です!
婚活疲れの理由3つ男性編
まずは、実際に「婚活に疲れた……」という3人の男性のエピソードをご紹介します。
はたして、彼らが婚活疲れしている原因とはいったい何なのでしょうか?
自己嫌悪に陥るだけ……
「高校は男子高、大学も工学部、と女性とは縁遠い人生だったせいか『彼女いない歴=年齢』になってしまった僕。
周りにせかされる形で婚活パーティーに参加するようになりました。
でも、もともとあまりトークが得意ではないうえに、女性と話す機会なんてほとんどないから、何を話していいのかわからない……。
しどろもどろしているうちにあっという間に時間がたってしまうんです。
『喋らなきゃ』と思うと、余計に話題が浮かばない。
つくづく僕って婚活に向いてないなぁ……と毎回落ち込んでいます」(32歳/会社員)
婚活パーティーで要求されるのが「コミュニケーション能力」。
特に男性はトークスキルの高い人ほど有利になってしまう傾向にあります。
じゃあ口ベタな男性はどうすればいいのでしょうか。
最初に「すいません、僕、口ベタなんで会話が得意じゃないんです。でも、何か聞きたいこととかあれば、誠心誠意答えます」などと、口ベタであることを宣言して、会話の主導権を女性に握ってもらいましょう。
見えてくるのは女性のあさましさ……
「婚活していて目に付くのは、女性の現金さ、醜さばかり。
婚活パーティーでは、明らかに高身長のイケメンにむらがる女性や、さえない男性に冷たい態度を取る女性を目の当たりにしてきました。
中には、あからさまに勤務先や年収、将来的に親と同居か?なんてことを聞いてくる女性も。
女性にとって結婚って『夫婦で幸せになるためのもの』ではなく、『自分を幸せにしてもらうためのもの』なんだなって痛感。
もう、一生独身でいいや、とさえ考えるようになりました」(32歳/メーカー勤務)
確かに婚活パーティーやお見合いなどでは、男性の肩書が重要視される傾向にあります。
それだけ女性も真剣に婚活している証拠ではあるのですが……。
年収や勤め先で自分を判断しない女性と出会いたい、と思うなら友人や知り合いに紹介してもらうのが一番かも。
残るのは受け身の女性ばかり
「積極的な女性は、婚活の世界ではあっという間に商談成立。ハイスペックな男性と結ばれていきます。
で、残されるのは僕たちのようなフツーの男性と、自分からは何も行動しない受け身の女性だけ。
話しかけても返事はひとこと、ふたこと。こっちが場を持たせるために、アレコレ話題を探すパターンばかり。
正直、婚活にはウンザリしつつあります」(33歳/営業)
確かに、アレコレ話題を考えては話しかけなければいけない……というのはツライもの。
本来男性は女性ほどオシャベリが好きなわけではありません。なのに、婚活では女性よりもたくさん話さなければならない……これじゃあ疲れてしまいます。
会話をアレコレ考えたくない!という方は、企画系の婚活に参加してみるのはいかが?最近では色々な婚活パーティーが開催されています。
例えばスポーツ観戦婚活パーティー、アニソン婚活パーティーなど。イベント型の婚活パーティーなら、間が持たない……ということもなくなりますよ。
婚活疲れの理由3つ女性編
続いてお届けするのが、婚活に疲れてしまった3人の女性のエピソード。
その原因は、男性とはまた違ったところにあるようです。
自分を偽るのに疲れた
「アウトドア大好き、性格もサバサバしてどちらかといえば男っぽい私。普段もほとんどパンツスタイルです。
でも、婚活パーティーでは、ブラウスにヒザ丈のスカートもしくはワンピースのいわゆる女子アナルック。
丁寧な言葉であまり自分から喋らず静かにほほ笑んで……いわゆる『婚活パーティーでのカップリング率が高い女子』になりすましています。
確かに男性からの評価は高いけど、これって、ホントの私じゃない!
でも、本来の自分を見せたら、絶対に誰も相手にしてくれない……。
最近、自分を嘘で固めてまで、婚活に行く意味は?と考えてしまいます」(27歳/会社員)
確かに、「女子アナルックに笑顔で落ち着いた女性」が男性に人気、というのが一般論。
婚活パーティーはドレスコートはないとはいえ、やはりワンピースやスカートで参加するのが暗黙の了解とも言えます。
しかし、婚活とはその名の通り「結婚へと繋げるための活動」。ありのままの自分を愛してくれる男性を探すのが一番です。
婚活パーティーでもアウトドア系のイベントのパーティーに参加する、マッチングアプリで「アクティブな女性が好み」の男性を探すなど、本来の自分を理解してくれる男性がいそうなところを狙うようにしましょう。
自分の年齢を実感させられます
「まだまだ大丈夫、と思っていたらあっという間にオーバー30。焦りを感じて婚活を開始したものの、『やっぱり女は若い方がいいんだな』と実感させられることばかり。
婚活パーティーで男性に人気があるのは20代の若い女性ばかり。35にもなると、紹介される相手のレベルもあまりよくない上に、相手からお断りされることもしょっちゅう。
婚活するたびに、『30超えると需要ってないんだな』と実感させられて、しんどいです」(35歳/化粧品メーカー勤務)
女性は若ければ若いほど婚活に有利。なぜなら、婚活で探すのは「結婚相手」。
やはり男性にとっては、将来的に子どもを授かる可能性が高い女性を選びたい……と思うもの。
でも、全ての男性が、より若い女性を求めているわけではありません。
自分の年齢がどうしても不利だ、と感じる方は、男性同様、女性にも年齢制限を設けている婚活パーティーに参加するようにしましょう。
アラサーもしくはアラフォー限定の婚活パーティーも探せばたくさんありますよ。また、女性の会費が比較的高めのパーティーも、若い女性は敬遠しがち。大人の女性が多く集まる傾向にあります。
理想の男性がどこにもいない……
「私は決して理想が高いわけではありません。
年収だってそんなにこだわらないし、めちゃめちゃイケメンがいい、というわけでもないんです。
それなのに、いくら婚活パーティーやお見合いパーティー、合コンに参加しても『これは』という人に巡り合えない。
ここまでいい人に出会えないと、精神的にとても疲れてしまうし、『もしかして、私ってこのままずっと結婚できないんじゃないの……?』と落ち込んでしまいます」(29歳/広告代理店勤務)
なかなかいい人に巡り合えないと、時間をムダにしているような気がしてドッと疲れてしまいます。
ここはひとつ、「これくらいなら及第点」と思える人と巡り合えればヨシとしましょう。
例えば、見た目はまったく好みじゃないけれど、話は面白かった。身長がそんなに高くないけれど、清潔感はあった、など。
そんな風に「まあ、いいところもあったな」と思える男性がいたら連絡先を交換してみて。初対面ではピンとこなくても、後々「いいな」と思えるかもしれません。
また、理想が高ければ高いほど、好みの男性と巡り合える率は低くなります。
定期的に「好みの男性チェックリスト」を見直して、下げられるハードルはできるだけ下げておきましょう。
婚活疲れを解決する方法4つ
「婚活にはもう疲れた!でも、結婚はしたい……」と考えているあなたへ、今すぐできる婚活疲れの解消法を4つご紹介します。
疲れた気持ちをと体をリセットすれば、また新鮮な気持ちで婚活に向けてスタートできるはず。
心当たりのある方は、ぜひ実践してくださいね。
無理にキャラを作らないこと!
男性受け、女性受けを気にしすぎているあなた、一度キャラ作りを止めてみませんか?きっと気持ちがスッキリするはずです。
自分とかけ離れたキャラを作りこんでしまうのは考えもの。
付け焼刃で作ったキャラは必ずどこかでボロがでますし、偽りの自分を演じ続けるのもしんどいものです。
一生を共にするパートナーを見つけたいのであれば、ありのままのあなたを愛してくれる人を探しましょう。
「カレーなら3杯、ラーメンも替え玉は当たり前、の大食いな私。
でも、合コンでは男ウケをよくしようと少食キャラを演じてました。
とあるコンパで知り合った男性といい感じになり、デートを重ねていたんですが、ランチやディナーが少ししか食べられないのがとっても苦痛で。
『もう、振られてもいいや!』と大食いであることをカミングアウト。
すると相手は大笑いして『僕、たくさん食べる女性が好き』と言ってくれました」(31歳/女性/公務員)
ピンポイントに絞った活動を
合コンや婚活パーティーと名のつくものには全て参加する、マッチングアプリも複数登録……、など手当たり次第手を出してしまうのも疲れる原因に。
自分が本当に参加したい、いい人に出会えそう、という場所にポイントを絞って参加するのも婚活疲れ解消法のひとつ。「婚活は効率よく」が基本です。
「婚活パーティーにたくさん参加したからといって、いい出会いが増えるとは限らないことを悟りました。
それよりも自分とおなじ年齢層の男女が集まるパーティーや、趣味のパーティーに参加する方が、断然いい縁に巡り合えます。
今私が交際している男性は、『ワイン好きが集まる婚活パーティー』で知り合いました」(32歳/女性/歯科衛生士)
休日を婚活で埋めない
もしかして、空いている時間はすべて婚活に費やしていませんか?
あまりにスケジュールを詰め込み過ぎると「こんなに頑張ってるのに、どうしていい出会いがないんだろう…」と考えてしまい、疲れてしまいます。
婚活のペースを少し落としてみて、せいぜい月に1回程度にしてみませんか?
婚活に生活のすべてを支配されないように、趣味の時間や友達との時間、ひとりの時間も楽しむ余裕を持ちましょう。
「毎週婚活していたのですが、なんだか疲れちゃって3週間に1度に減らしました。
婚活以外の休日は、ネイルをしたりジムに行ったり、自分磨きに使うように。
そうするとなんだか男性から声をかけられる率がアップしたような。余裕を持つって大事ですね」(30歳/女性/事務)
思い切って婚活を止める!
一度思い切って婚活を止めてみるのもいいでしょう。
どれだけ頑張っても、いい出会いがない…。それはもしかしたら、「今は時期ではない」ということなのかも。
ちょっぴり休憩して、再び婚活を始めたら、また新鮮な気持ちでスタートできるかもしれませんよ。
「あまりに出会いが無さ過ぎて、半年間婚活をやめてみました。
半年ぶりに参加した婚活は、なんだか初心に戻れて、すがすがしい気持ちで挑めましたよ」(29歳/女性/営業アシスタント)
婚活疲れが出てしまったら?
婚活疲れが出てしまった場合、それは今の婚活スタイルが自分に合っていないのかもしれません。
今一度、「なぜ自分は婚活しているのか?」を考えれば、おのずとどんな婚活方法が最適なのかが見えてくるはず。
自分に合った方法で、婚活を楽しむようにしてくださいね!
(パル吉/ライター)
(婚カツ編集部)