お金の問題は、カップルにとって避けて通れない議題。
放っておくと、思わぬトラブルになり、別れの原因になってしまうかもしれません。
実際、長続きするカップルは、お金の問題を後回しにせず、ふたりでしっかりルールを決めているようです。
どんなルールがあるのか、ちょっと興味がありませんか?
お金の不満や疑問を残さない
お金は、相対的に価値を表すもの。
だからこそ、それはときに無駄遣いに思えたりもしてしまいます。
「なんで、こんなものを買ったの?」「お金使いすぎじゃない!?」なんていう不満や疑問があったら、すぐに彼と話をしてみましょう。
お金に関する不満や疑問は、解消されない限り、どんどん蓄積してきます。
そのうち、我慢の限界が来てしまうかも……。
それに、1つの不満より、2つ、3つと積み重なるほどに、話しにくくなるものです。
疑問に思ったら、すぐに彼に尋ねるようにすると、不満を溜めずスッキリ解決できるようです。
「彼が払う」を当たり前にしない
ときには奢ってもらったり、ちょっとしたものを買ってもらったりすることもあるでしょう。
でも、それを当たり前と思わないことは、どれだけ長く付き合っていても大切なこと。
「彼氏なんだから」「男なんだから」という理由をつけて、当然に思っているなら、それは事実上、彼に支払いを強制しているようなもの。
お金を出してもらったら、必ず、「ありがとう」と心を込めて、感謝を伝えましょう。
どんなときでも、彼が一生懸命働いて、時間と労力を犠牲にして得たお金であることを、忘れないでいることが大切です。
共同財布を作るのも◎
共同財布とは、その名の通り、ふたりでひとつのサイフを作ること。
やり方はいろいろありますが、「デートのお金はそこから出す」という方法がメジャーです。
まず、月初めにいくらか、共同財布に入れます。
彼氏7:彼女3、彼氏5:彼女5など、お互いのお財布の状況に合わせて、月の予算を考えていきましょう。
そして合計金額を、その月のデート資金として設定しておくのです。
そうすれば、ふたりのお金となるので、どちらがどれだけ出すのかを気にせず済み、デート代が膨れ上がることも防げます。
結婚を考えているなら、貯金もしておきたいですよね。
共同財布にお金を入れて予算を決めておけば、毎月決まった額を貯金することもできるでしょう。
金銭感覚をすり合わせることもできるので、メリットも多いですよ。
おわりに
お金の問題は、長く付き合えば付き合うほど、話し合う機会が増えるもの。
でも、生きていくことに直結しやすいお金の問題を、賢く扱うことができれば、ふたりの絆をより深めることができます。
ルールを決めておけば、割り切ってお金を出し合えますし、トラブルも少なくて済むかもしれません。
みなさんも、実行しやすそうなルールから、ふたりで実践してみてはいかがでしょう?
(山田あいこ/ライター)
(婚カツ編集部)