いまや結婚した3組に1組は離婚するとされ、離婚は珍しいことではありません。
そうはいっても、離婚する前は悩むもの。今回は、経験者が離婚して良かったという話を紹介します。
これが一番! 精神的負担の軽減
離婚の原因として多くあげられる「性格の不一致」。それなら最初から結婚しなければ……と思うかもしれませんが、結婚してみなければわからないことも多々あります。
離婚してよかった話の中には、この性格の不一致による精神的負担から解放されたというものが多いです。
家庭内暴力のようにハードなものだけではありません。家事の仕方や家での態度など、初めは些細なことだったはずなのに、積もり積もると大きなストレスになります。また、義家族との関係に悩む人もいるでしょう。
・姑からのいびりがひどく、庇ってくれない夫にも幻滅して離婚。二度と会いたくないからよかった。
・家事も仕事もしない妻に幻滅して離婚。イライラすることがなくなってよかった。
怒ったり、ケンカをしたりするのは、想像以上に大きなエネルギーを使うものです。
離婚して別々に暮らすようになれば顔を合わせることもなくなり、一気に心が軽くなることも珍しくありません。
お金の悩みがなくなる!?
「金の切れ目が縁の切れ目」とも言いますが、結婚生活において金銭問題は大きなトラブルの種になります。
相手の借金はもちろん、ちょっとしたお金の使い方でもめるケースも少なくありません。
たとえば自分は節約して将来や子供のためにお金を貯めたいのに、相手が浪費家だったとします。すると、相手がお金を使うたびにイライラするばかりでなく、将来的な計画やビジョンが一致していないことに気づくでしょう。
・計画性が一切ない夫と離婚して、自分のお金が自由に使えるようになったのがよかった。
・元妻が黙って借金をしていたことを知って離婚。あのままでは将来が不安だった。
このように、お金のことが理由で別れる夫婦も多いです。話し合いで解決できない場合は、将来のことも考えて離婚を選択肢の一つとして考える必要があります。
自分の好きなことができる!
結婚をしているとなんでも自分の思うようにできないもの。
友達との旅行にも気軽にはいけないし、服や美容、趣味に費やせるお金も限られます。離婚はリスクもあり簡単に決められることではありませんが、自分で自由に選択できる幅が広がることは事実です。
・元夫の希望で専業主婦になったけど、向いていなかった。離婚して仕事をはじめて、今とても楽しい。
・束縛がひどくて、友達とも疎遠になっていた。離婚を機に交友関係が復活してよかった。
このほか、独身に戻れば新しい恋をすることもできます。実際、離婚後によい出会いがあって再婚する確率も決して低くはないのです。
我慢がすべてではない
離婚は大変ですし、夫婦間だけで簡単に決められない場合もあります。
しかし、自分が耐えられる限界を超えると、精神的を病んでしまうことになりかねません。
離婚した後によかったと思える場合もきっとあることは、覚えておくとよいでしょう。
(婚カツ編集部)