いつまで経っても結婚どころか彼氏もできない。それはある程度、自分にも非があることぐらい分かっています。
でも、それを完全に受け入れてしまうと、精神的に相当なダメージ。ますます恋に臆病になってしまうでしょう。
だから自分のなかで言い訳を用意して、ことあるごとに口に出しては精神的安定を図るのです。
今回は、そんな独女の残念な強がりフレーズをご紹介します。
1:「いい男がいない」
この場合の「いい男」というのは、自分の価値を分かってくれるような男を指しています。例え好みのタイプの男であっても、自分を選んでくれないのなら、それはいい男ではないのです。
ようは、単なるひがみ。高飛車な発言です。まずは、自分に価値があるという考え方を改めるべきでしょう。
2:「仕事が忙しくて」
独り身であることを、仕事の忙しさのせいにしています。でも、忙しくたって恋はできる。むしろ時間がないときのほうが盛り上がるくらいです。
それに、恋人がいることが仕事にマイナスに働くとは限りません。心身ともに充実することで、すべてが良い方向に向かうことあるので、仕事を言い訳に使うのはやめましょう。
3:「前の彼が忘れられなくて」
あたかも前の彼氏のことを引き摺っているかのような言い方ですが、残念ながら新しい恋人ができないから、単に記憶が残っているだけのこと。
男性の記憶が「ファイル形式」での保存であるのに対して、女性の記憶は「上書き」です。本当に忘れられないのであれば、新たに恋をすれば、前の記憶などすぐに薄れてしまうでしょう。
4:「好きになる人が、私のことを好きになってくれない」
恋はしているけれど、いつもうまくいかないと言います。
ですがこれは、相手が好きになってくれないのではなく、自分のことを好きにならないような相手に好意をもってしまう傾向にあるという、心理的矛盾です。言い訳ばかりしていないで、まず自分を見詰め直す必要があります。
5:「別に子ども欲しくないし」
子どもを産むにはタイムリミットがあります。逆算して考えると、すでにゲームオーバーな場合も。産まなければリミッターは外れ、だいぶ猶予ができます。
でも、心に余裕を持つためとはいえ、この発言はちょっと寂しい。それに、子ども好きの男性が聞いたら幻滅です。可能性を狭めるような発言は控えましょう。
おわりに
身に覚えのあるフレーズもあったのではないでしょうか。
自分の精神を支えるための強がりとはいえ、周囲にとっては聞き苦しい内容のものもあります。
余計に恋愛から遠ざかってしまう場合もあるので、発言には気を使いましょう。
(大木アンヌ/ライター)
(婚カツ編集部)