共生婚は、現代の新しい夫婦のカタチ。部屋も別、食事も別々。
セックスもナシ。こんな夫婦、どう思いますか?
部屋も食事も別、性交渉無し
共生婚——。それは、現代の新しい結婚のカタチ、夫婦のカタチ。
『共同生活結婚』である共生婚では、夫婦であっても性交渉を行うことはありません。夫婦によっては、部屋も別、食事も別々。結婚生活というよりは、ルームシェア生活のような感覚だそう。
部屋や食事が別々だからといって、全く助け合わないということはなく、手が空いていれば洗い物や掃除をしたり、時には相手のお弁当を作っておいてあげたり、といったことも。
それって『夫婦』なの?結婚する意味あるの?と感じてしまいますが、近頃は共生婚という具体的な言葉が生まれる程度には、共生婚をする男女が増えているようです。
共生婚を望む理由は?
ヒットドラマ『逃げるは恥だが役に立つ』での契約結婚など、非恋愛結婚が増えている昨今。
その原因としては、結婚適齢期の年代の男女が恋愛や結婚を「めんどくさいもの」「生活を縛られてしまうもの」「お金のかかるもの」と感じているからでしょう。
結婚して自由に趣味ができなくなるくらいなら一生独身でいいという人は男女ともに多いです。しかし、未だに高齢で未婚だと「一人前」と見なされない風潮は残念ながらいまだに残っています。
親や親戚からプレッシャーを与えられたり、結婚してるか否かが出世に影響するような場合も。
社会人として一人前の人間だと世間から認めてもらうため、他にも、周りがみんな結婚してしまい取り残されるのが嫌、親を安心させたい、一人暮らしが寂しい、などの理由でも、共生婚を選ぶ人がいるようです。
共生婚に批判的な声も
共生婚には批判の声も多いです。ルームシェアとほとんど変わらないのに結婚する意味が分からない、実質的には夫婦生活をしていないのに自治体などの補助を受けるのはおかしい、などなど。
もちろん、肯定的な意見もありますが、まだまだ周りからの目は厳しい様子。
おわりに
一人の時間が欲しい、趣味はずっと続けたい、恋愛やセックスはめんどくさい……だけど世間体や一人暮らしの寂しさを考えると結婚はしておきたい。
そんな人にとって理想的な共生婚。あなたはどう感じますか?
(東雲ほたる/ライター)
(婚カツ編集部)