いつかハイスペイケメンな彼と恋して、素敵な結婚式、幸せな結婚生活を送りた~い!残念ながらそんな考えはもう古いのです。
結婚したいなら、新しい時代の男性の結婚観を知りましょう。
男性の結婚願望も年収も低下
明治安田生活福祉研究所が行った「20~40代の恋愛と結婚」というアンケート調査によると、男性の結婚願望が下がっていることがわかりました。
20代男性の結婚願望は、2013年~2016年の3年の間に、67.1%から38.7%と約半分になっています。30代でも52.9%から40.3%と下がります。
世の結婚適齢期の男性は「結婚に意欲的ではない」という傾向が強いようです。また、「結婚相手に希望する最低年収が400万円以上」の女性が20代で57.1%、30代で67.9%です。
しかしそれに対し、実際に年収が400万円以上の男性は20代で15.2%、30代で37.0%でした。
一人暮らしより余裕がある快適な暮らしを求めたり、自慢できる結婚式、出産や子育てを考えると、結婚相手に高い年収を求めたくなります。
ですが、現実はその希望を満たせる男性は少ないようです。
結婚をマイナスに考える独身男性
とくに「結婚をお金の価値に換算するといくらになるか」という項目では30代の未婚の男性は女性に比べてより強く、コストが掛かると思っているようで、結婚の価値がマイナス1,000万以上と考えている男性は32.5%もいました。
約三割の男性が結婚には1000万以上のコストがかかると思っているのです。
また、その中でも11.4%の男性はマイナス1億以上と答えています。
お金に換算されると、どれだけ独身男性が結婚にマイナスなイメージを持っているか分かります。
しかし既婚者男性の回答を見ると、20代、30代共に結婚をプラス1000万円以上!と答えている人が45%以上、マイナス1000万円以上と答えた人は10%以下でした。
実際に結婚した人は結婚をとても価値のあるものと考えているようです。
現実感ある結婚のストーリーを
「年功序列」「定年退職」という言葉が保証されなくなった最近は、「ただ養われることを望んでいる女性」より「一緒に生活を築いていける女性」を男性は求めているのかもしれません。
現実的に希少な男性探しより、「誰かと築く人生」に考えをシフトしたほうが結婚の視野は広がるかもしれません。
自立した女性が求められている
自立している、とは一人暮らしをしている。ということではありません。
「1人で生きていける自立した精神とスキルを持っている。」ということです。
実家暮らしでも、家事やお金の管理をしっかりやっている女性。一人暮らしでも、掃除洗濯はたまに来る家族任せ。食事もレトルトで料理も全然したこと無い女性。
あなたが男性なら、どちらと結婚したいですか?
(はせハルカ/ライター)
(婚カツ編集部)