以前、あるテレビ番組でモデルの道端アンジェリカさんが、「結婚相手に求める年収は1000万円以上」と発言し、話題になりました。
男性の価値がすべてお金で決まってしまうわけではないですが、一種の指標になっていることは確かです。年齢が上がるにつれ、付き合う男性によっては自身より年収が低いという可能性も十分にありえます。
実際に、そういった収入の低い男性と結婚するのはありなのでしょうか?
将来的な基準をクリアするならOK
「結婚するにはいくら必要で、子供を作るとどれくらいかかるのか」。一度、そういった将来的に必要な予算を洗い出してみましょう。
それを踏まえた上で、自身の収入と貯金を照らし合わせて、相手に求める収入を考えてみてください。
2人の財産を一緒にした時に、将来的な目標や予算をクリアできそうなら、年収が低い男性と交際することになっても特に不安を抱かなくていいのではないでしょうか?
選ぶと離婚しちゃうかもしれない、年収低い男子
だからといっても、どんな年収低い男子を選んでもいいわけではありません。
気を付けないといけない3つのポイントがあります。
(1)支え合う気がない
もちろん女性側が一家の大黒柱を担っても問題ありません。
ですが「なにかあったときは、自分が支えないといけない!」……という意識がない男性と結婚するのは危険です。
女性には様々なライフステージの変化があります。ですから、出産や時代の変化で収入は変動するし、一生の保証はないのです。
それをしっかりとわかっている相手を選ぶべきでしょう。
(2)女性の年収が頼り
普通は結婚したら、もっと頑張って収入を増やそうとするのが男性のプライドというもの。
しかし、その意気込みがない彼と結婚すると「お金を目的に私と結婚するの?」という不安を、一生抱くかもしれないことを覚悟してください。男性は無意識かもしれませんが……。
またこういう男性は、子供ができた直後や、あなたの収入が落ちた瞬間に逃げ出す可能性もありますからご注意を。
(3)年収にコンプレックスがある
収入が少ないことに、彼はコンプレックスを感じてはいないでしょうか?
プライドだけはアルプス並みに高い男性は意外と多いですから、内心「俺って年収低くてダメだな……」と思っている可能性があります。
結婚という決断をする前に、しっかりとお互いに変なコンプレックスやわだかまりを感じていないかを話し合っておきましょう。
おわりに
収入の低い男性が一概に悪いとは言いませんが、お互いのプライドやこれからの成長を考えた上で決断するようにしましょう。
「お金の切れ目は、縁の切れ目」と言われていますから、彼とお金の話をすることで、あなたとの何十年先を真剣に考えているかが透けて見えますよ。
(村上真朝/ライター)
(婚カツ編集部)